人と組織の治療家 三城雄児 2024年新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

年のはじめの元旦、新年のご挨拶を申し上げたいと思います。

 

なお、株式会社JIN-Gはこちら、株式会社Chain-Gはこちらで、新年のご挨拶をお伝えしていますので、ご興味お持ちいただけるようでしたら、両社のご挨拶もご覧いただけましたら嬉しく思います。

 

昨年、2023年は私個人にとって、大きな変化を実現した年でした。

生まれてから40数年間、一生懸命に頑張ってきた僕も、会社倒産寸前の危機を乗り越え、負債の半額を返済したところで、コロナ禍の影響を受け、会社経営も僕自身のあり方も、大きく変容を促されました。変容の過程で「本当の自分に帰る」という経験を経て、今は毎日の瞬間瞬間を大切に、自分自身のことを自分が一番大切にしてあげることができるようになりました。

 

変容の逆説的理論として語られる「本当の変容は自分に帰ること」を、まさに感性で体感できた数年間でした。数年間を経て、僕自身のあり方も変わったのか、気づいたら自分の周辺で大きな変化が起きていました。

 

2023年は、僕にとって3人目の子供の誕生という大切な歳になりました。別居を続けていた元妻との離婚が成立し、再婚もしました。

大切なパートナーとすべての僕の子供たちが、仲良く一緒に人生を歩んでいける状況もつくることができました。理解をしてくれたみんなに、とてもありがたい気持ちでいっぱいです。

 

「ありがたい」の反対は「あたりまえ」ですが、あたりまえではないこの状況にとても感謝です。みんな仲良くしてくれて、僕と繋がり続けてくれて、本当にありがとう。いま、僕は一人じゃないって実感できています。これからも、こんな僕をよろしくお願いします。

 

これらは一生懸命に実現したというよりは、自然体で自分を大切にして生きていたら実現できていました。これまでずっと実現できなかったことが、気づいたらすっと自然に実現していたという感じです。何とかしたい、自分にはできないのかと、あんなにもがいていたのに不思議です。

 

また、会社員を務めるPwCコンサルティング合同会社では、念願だった人間研究所をスタートすることができ、僕自身が体験してきたこと活かしたサービスを、広く多くの方々に伝えていくことができるようになりました。同志として活動してくれる仲間も増えました。本年からは「本当の自分に帰る」という自己認識と自己受容の経験を、大企業やコンサルティングファームに所属するビジネスパーソンに、広く伝えていくことができます。人材開発の分野でも、自分自身の会社メンバーに対しても、お客さまに対しても、新しく本質的な、人間中心のサービスを提供していくことができるようになりました。これらも、気づいたら実現していたという感じです。

 

さらに、タイ古式ヨガマッサージのセラピストとしても研鑽を重ね、治療家としての技術とマインドを高めつつあります。この分野は、さらに研鑽を続け、これまでの専門性と掛け合わせ、頑張っているビジネスパーソンを中心に思考面、感情面、身体面の3方位から支援をしていく「人と組織の治療家」を養成する学校をつくることを目指して、想いを持って進めていきたいと考えています。

 

そして、大学教授としては、自己認識力(Self Awareness)の向上をテーマにした合宿や教育コンテンツを、多くの学生に提供することができました。従来から実施しているプロジェクトマネジメントの授業や、三城ゼミでの卒論指導を通じて、事業構想から実現に向けたサポートも、「本当の自分とつながって事業を構想する」というコンセプトで実施できるようになりました。

 

これからも、会社経営、会社員、セラピスト、大学教授として、そして、父親として夫として、自然体で頑張りすぎず、本当の自分らしく、生きていきたいと思っています。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。