「忙しさ」という病気

心理学や脳神経科学を学んで、サイコセラピーや東洋伝統医療に臨床で取り組み始めると、現代人の「忙しさ」は、病気の一つだと思うようになってきました。

もちろん、忙しさは医学的に定義された病気ではないし、症状として語られるものではないのですが、明らかに身体や脳のありようによってもたらされる、身体から引き起こされる、人間特有の現象ではあると思うのです。

僕は、人と組織の治療家として、「忙しさ」という人間特有の病を治療していく活動をしているのだなと、最近は思っています。

まずは、思考が創りだした不安と恐怖を取り除くことから、治療を開始します。そのためには、自己認識力を高める取り組みが必要。

そして、本当の自分と繋がって、大切なものに時間を使えるように治療していきます。

そのうち、西洋医学の世界にも「多忙病」という病が登録され、ワクチンが開発されるかもしれませんね。などと冗談でもないありえる話を、沢山のビジネスパーソンの皆さんとしていきたいと思っています。

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